2016年05月24日

オリンピックの意義と効用

 1964年に開催された東京オリンピックは、戦後の復興した日本の姿を世界に示し、日本人の自信と国家の威信を高めることに役立ち、開催期間も10月10日〜24日と日本の季節の中でスポーツをするのに一番いい時期であり、参加選手にも配慮した国家的にも意義のあるオリンピックであった。

ところが現在のオリンピックはオリンピック精神を忘れ金儲けの手段と化し、オリンピックで金儲けをしたい人間の、オリンピックで金儲けをしたい人間による、オリンピックで金儲けをしたい人間のためのスポーツの祭典となっている。 共産主義国家(旧共産主義国家を含む)や発展途上国においては、今もメダル数が国威発揚のバロメーターとなっており、その目的には手段を選ばず国家ぐるみでドーピングをしている国もある。

2020年のオリンピックは東京での開催が決まっているが、まだ不明な点が多いがオリンピック誘致にかなりの金額の裏金が動いたとマスコミが報じている。 もちろんその裏金はオリンピック開催準備で始まる競技場建設や宣伝活動などのオリンピック関連ビジネスの中で、裏金の関係者は裏金もコストとして利益の中に含めて取り返すのであろう。 

 2020年の東京オリンピックの開催期間は、7月24日〜8月9日と屋外スポーツをするには最悪の酷暑の時期で、日本人ならこの時期にマラソン競技を開催するなど夢にも思わないはずである。 ひょっとしたら金儲けが目的の人間にとっては、競技をする選手たちを金儲けの道具ぐらいにしか思っていないのかもしれない。 大きな経済効果があると言われているが、開催期間が2週間ほどしかないイベントで、新国立競技場の建設費だけでも巨額な投資が必要なのに、そんな大きな投資に見合う利益をもたらす持続的な経済効果は期待できないと思う。 建設業や広告産業などオリンピック開催で大きな利益を得るであろう企業の名前が、これまで問題が表面化する度に出てきているのが、誰のためのオリンピックかを物語っているのではないだろうか。

メダルの数など問題にしないで、参加することに意義があると言われた平和の祭典としてのオリンピックであれば、平和な国日本で開催されることは喜ばしいことである。 但し、1964年の東京オリンピックのようにオリンピックの主役である競技者にとって最適の季節を選び、訪れた海外からの訪問者との交流を大切に、競技者も見物人も楽しめる平和の祭典オリンピックであれば、有意義なスポーツイベントとして国民から開催を支持されるであろう。

シニアに最適な旅を、旅の仲間と手づくりする‶リゾート悠遊倶楽部”は旅の仲間を募集しています。
URL: http://www.resortyuyuclub.com

posted by 旅のマイスター at 11:17| Comment(0) | 日記
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: