2013年12月04日

タイの政治的混乱

1970年代のタイは軍事政権だったので、毎年のように軍事クーデターがあり年中行事のようで、国民もあまり大騒ぎしなくなっていた。 経済発展と共に政治的にも安定しているように見えていたが、最近は国を二分するような政治闘争が続いており、終息の兆しは見えていない。

以前はこのような政治的な混乱が続くと、国王が出て来て仲裁の役割を果たしていたが、最近は国王の影響力が弱まっているように見える。 政治闘争を繰り返す当事者が国王の前で跪く姿がマスコミで報じられ、聡明な国王の諫言には当事者も耳を傾けざるをえなく、紛争が終息したことが記憶に残っている。

今のタイではそれを期待することは出来ないので、紛争が今後も続くことが懸念される。 
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2013年10月12日

マレーシア・ウミガメの町

青年時代にシンガポールで過ごした2年間、シンガポールは淡路島ぐらいの大きさしかないので、退屈してきたらマレーシアへバスでよく行った。 マレー半島の東海岸にあるクアラトレンガヌの町はウミガメで有名で、町の中心地には大きなウミガメのオフジェが置いてあり、マレーの虎ハリマオーが活躍したのもこの辺りとのこと。

クアラトレンガヌの町から近い、ウミガメが産卵に来る海岸として有名なクアラドゥンガンの、海辺にあるゲストハウスに泊まったことがある。 ここはトイレも電気もなく夜は部屋の中は暗く、ケロシンランプでは本も読むことがもできないので、寝るしかないがなかなか寝付くことができない。 しばらくすると外に人の気配じ耳を澄ましていると、複数の人間がひそひそ話しているのが聞こえた。

彼らは地元の青年で、部屋に泊まっている女の子を覗こうとしていたことが後で分かった。 女性がが東南アジアを旅する時は、少々値段が高くても保険代だと思って、セキュリティーのしっかりしたホテルに泊まることを勧める。 このゲストハウスにはトイレがなかったので、朝早く海岸の茂みに隠れてするしかなかった。
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2013年07月24日

バリ島の話

バリ島に初めて行ったとき、島全体がゆっくり時間が流れるのんびりムードで、人も温厚でとても居心地がよかった。 空港も小さく日本からの直行便もなかったので、日本人観光客もほとんどいなかった。 クタの海に面した小さなホテルに泊まったが、当時はクタの海岸沿いに現在のような車が通る道路は無く、人の少ない静かな砂浜が続いていた。 夜オートバイの後ろに乗せてもらって、ボナ村へファイヤーダンスを見に行った、観客は観光客だけだったがダンサーは手を抜かず真剣に踊り、何かに取り付かれたようにトランス状態になった。

ウブドに電話があったのは郵便局と王族の経営するホテルだけ、夜道は真っ暗になり懐中電灯がないと歩けなかった。 本当にバリ島の田舎の村にいることを実感できた、今は観光客目当てのお土産店とレストランだらけになっている。 バリ島の第一印象はとてもよく、その後仕事の関係で100回近くインドネシアに行ったが、今はテーマパーク化してしまったバリ島に観光では行く気はしない。 もしバリ島に行くならサヌールビーチに泊まることをお勧めする、サヌールはバリ島で一番最初にリゾート地として開発されただけあり、ビーチも静かだしアグン山の眺めもいいし地元の人との触れ合いも楽しめる。

旅の目的により旅のスタイルは人それぞれなので、自分の価値観を他人に押しつける気はないが、バリ人は人がいいので人との触れ合いを楽しむことがバリ島観光の醍醐味だと思う。
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