2013年11月02日

パリの魅力

主にドイツとスイスのドイツ語圏を列車で旅していたので、パリに初めて足を踏み入れた時は、田舎者が都会に出て来た時のようなパリの賑わいに驚きを感じた。 日本なら重要文化財として登録されるような建物が、普通に市民の生活の場になっているのには感心させられた。 確かに東駅周辺の下町はゴミが散らかり汚いが、市場や商店がたくさん有り庶民の生活に触れることができるので、街歩きを楽しむことができた。

ドイツ人とフランス人はずいぶん違うなと思ったのは、東駅の待合室で浮浪者風の中年男性がたばこを吸っていた、それを若いカップルの青年が注意した。 フランス語なので詳しい話の内容は分からないが、状況で何を言っているのかは推測できる。 注意された中年男は、タバコを吸っているのは俺だけではないと言うように他の喫煙者を指差し、吸うのを止めるどころか新しいタバコを出して堂々と火を付けた。 注意した青年の頬は、怒りからか恥ずかしさからか真っ赤になっていた。 もちろん待合室は禁煙で、暖房が入っているので浮浪者の居場所になっていた。

フランス人の自己主張の強さは、一筋縄ではいかないなとそのとき思った。 
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2013年11月01日

初めてのパリ

ボルドーでのブドウ摘みの仕事は、モロッコ人を除いてみんな勤勉に働いたので、予定より早く終わった。
農家の主人は早く終わったことを喜び、最初の約束より多いお金を支払ってくれた。 仕事仲間とボルドー市内で打ち上げの食事会をした後、それぞれ自分の目的地に旅立って行った。

私はボルドーからパリへ行くことにし、列車に乗ってパリのオステルリッツ駅に夕方到着し、荷物を駅に預けて宿を探すためにサン・ミッシェル地区に行った。 街を歩き回っている時、大島渚監督の話題作”愛のコリーダ”を上映している映画館を見つけ、日本ではカットシーンがあるという映画をノーカットで見ることができた。

宿の方は安宿が見つからず、ドイツに行くのにも便利なので東駅の近くに泊まることにした。 東駅の周辺はパリの下町で、凱旋門を小さくしたようなサンドニ門の向こう側には街娼がたくさん立っていた。 パリのような都会はヨーロッパに来てから初めてだったので、久しぶりに都会の猥雑さに触れることができ、危険と誘惑の多い都会の夜を楽しむことができた。


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2013年10月31日

フランス農家の食事

ブドウの収穫時期はブドウ栽培農家にとって、一年の労働が報われる一番幸福を感じる時である。 それもブドウの出来が良い年は、嬉しさも倍増する。 そんな祝祭的な雰囲気が、ボルドー全体に満ちていた。

ブドウ摘みの臨時労働者は住み込みで働くので、三食とも住み込み先で食べることになる。 私を雇ったブドウ栽培農家は家も小さかったが、食事だけは三食とも大変満足するものだった。 昼の食事も、ブドウ畑から耕運機の荷台に乗って家に帰って食べるが、昼食の時も必ずワインが出され食事の内容も豪華だった。

夕食にはウサギの肉料理や、普段食べることのできない食材を使った料理も出してくれた。 一緒に働いていた仲間も、みんな食事には満足していた。 さすがはフランス人と思ったのは、特別この農家の奥さんが料理が上手だったのかもしれないが、レストラン並みの美味しい料理を食べさせてくれた。

フランスの農家の暮らしを体験してみたいという希望と、旅費の足しになる現金収入が得られたボルドーでのブドウ摘みの体験は、私にとって一石二鳥であると同時に一生忘れられない良い思い出となった。


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